不倫調査と浮気調査の違いとは?探偵が徹底解説
- 不倫と浮気の定義の違い
日常会話では「不倫」と「浮気」を同じ意味で使う方も多いですが、厳密には違いがあります。
浮気:恋人や配偶者以外の異性と恋愛関係を持つこと。必ずしも肉体関係を伴わない場合もある。
不倫:既婚者が配偶者以外の異性と恋愛・肉体関係を持つこと。
つまり、「浮気」は独身者でも起こり得る行為ですが、「不倫」は既婚者に限定される点が大きな違いです。
- 法律的な違い(慰謝料請求できるのはどちら?)
法律上の扱いにも大きな違いがあります。
浮気:独身同士の交際や、肉体関係のない浮気の場合、基本的に法律問題にはなりません。
不倫:既婚者が配偶者以外と肉体関係を持った場合、民法上の「不貞行為」とされ、慰謝料請求の対象になります。
このため、裁判や離婚を見据えて証拠を集めたい場合は「不倫調査」という位置づけになります。
- 探偵に依頼する「不倫調査」と「浮気調査」の違い
探偵事務所では「浮気調査」と呼ぶことが多いですが、実際には次のような違いがあります。
浮気調査:交際相手や配偶者の行動を確認する目的の調査。恋人同士でも依頼可能。
不倫調査:既婚者が対象となり、裁判や慰謝料請求を見据えた証拠収集を目的とする調査。
依頼する方の状況(未婚か既婚か、法的対応を考えているか)によって呼び方が変わると考えるとわかりやすいです。
- 調査方法に違いはあるのか?
実際の調査方法(尾行・張り込み・証拠撮影など)は、不倫調査も浮気調査も大きく変わりません。
ただし、不倫調査の場合は裁判で使える証拠力を意識するため、より確実な証拠収集が重視されます。
(例:ラブホテルへの出入り写真、長期間の行動記録など)
- 不倫調査・浮気調査を依頼すべきケース
配偶者の不倫を疑っており、離婚や慰謝料請求を検討している
恋人の浮気を疑っており、事実を確かめたい
不安を解消し、今後の関係をどうするか判断したい
探偵に相談することで、確かな証拠をもとに冷静な判断ができるようになります。
- まとめ
浮気は恋愛関係全般を指し、独身でも対象になる
不倫は既婚者が配偶者以外と関係を持つことで、法律的に「不貞行為」となる
探偵が行う調査は大きくは同じだが、目的(確認か、法的証拠収集か)によって「浮気調査」と「不倫調査」に分かれる